2013年11月11日月曜日

H.M.Vと僕の大冒険 其の一 ~出逢い編 “知ってるぅー”~

2008年の京都PUNK年末ライブやったと思う。

あれ?ちゃうかったかな?

何せあれやわ。HUMPTY DUMPTYのトンビさん企画でTERROR SQUADも出たやつやわ。

まだ俺が東京の江古田に住んでる時で2000年くらいからは毎年あれば(無い年もあったけど)

年末は京都の年越し(年越しじゃなくなって来てんけど笑)ライブ観に今は無き祇園のウーピーズへ

足を運んだもんです。

で、年明けて微妙な時間にライブ終わって年末は電車が動いてるさかいに伊丹の友人たちと

初詣しに中山寺まで行ってねぇ。。。

20時間くらい呑みっぱなしで三箇日は具合悪くてしゃぁなくてねぇ。。。

懐かしいわー。



話逸れてるね。

ほんで、その2008年くらいの年末ライブでHOLLYWOOD MASSAGE VIBRATIONを初めて観たわけ。

OK?

こっから話長くなるけど、ええか?




HOLLYWOOD MASSAGE VIBRATIONとはどんなバンドなのか?

簡単に説明できない。

イージーなバンドではないからだ。


その日、初めて観たHOLLYWOOD MASSAGE VIBRATION (以下、H.M.V)の感想と言えば

「何やっとーか分からん。何やねんアレ?」

でした笑



俺自身好きな音楽はある程度幅広いし、色々聴いてきたとこはありましたけど

まったく何にも喩えられないし、何から影響受けてこうなったんかさっぱり分からなかったよね。

正直、意味が分からなかったし。

うーん、調子悪かったのかな?とか。

でも、フレーズフレーズでカッコええとこあったりして。

INUっぽい感じもあるかな思う曲あったり。

少しPOPなメロディー飛び出たり。。。

何せ分かりにくい!!!


そんなモヤモヤした気持ちを持ち帰ったワケ。

帰りに元ONE RIVER(滋賀の激烈にカッコ良かったバンド。知っとけ!)のギターで

当時H.M.Vでギター弾いてたヘイポーこと斎藤さんから

「デモ録ったしあげるわー」ともらったんやけど。

東京帰ってからデモ聴いたら何かよう分からんけど

ダムドからやり直せー!!とか歌ってたり、ヘヴィーメタルヴァンパイヤーて叫んではるし

君の神はゴミっちゅう曲はカッコ良くてね。

ずっと聴いてるうちにハマったね。

まぁそん程度ですよ、初めて観た時の感想なんていうもんはね。




HOLLYWOOD MASSAGE VIBRATION

多分、2007年くらいに結成すか?

当時CONSTRICTEDを二人して辞めたベースのヒーコさん(ex-ODDBALLヴォーカル)と

ドラムのケンタロウさん(ex-HUMPTY DUMPTY)

これまた2006年末の京都ライブで解散したONE RIVERの斎藤さん

この3人中心ですかね?

そこにCONSTRICTEDのローディーやったゴウさん(京都にあったROOMっちゅうPUNKレコ屋やってた方)も加わって結成されたんが初めなんすかね。

東京住んでて関西の友達からそんな凄いバンドが組まれたと連絡もらった時はウッヒャー
なったね。

ウッヒャー!て。

ヒーコさんは俺が高校の頃にちょくちょくライブ観てたODDBALLというそれまたえらい

カッコええバンドで歌うてはった人で。

FIRST ALERTのシンタロウさんと並び、ハイスクール時代の俺にとって英雄(ヒーロー)やったから。

CONSTRICTEDにヒーコさんがベースで加入した時も衝撃やった。


んで、

ヒーコさん:ギターヴォーカル

斎藤さん:ギター

ゴウさん:ベース

ケンタロウさん:ドラム

この4人がオリジナルHOLLYWOOD MASSAGE VIBRATIONになるんかな?

で、ベース弾けるヤツが要るなぁってなったらしく

ex-ODDBALLのベーシストでるオサムさんが加入。

ツインベース体制になったと。

この時のツインベース体制が初めて俺が観たH.M.Vやね。

で、そっからしばらくしてゴウさん脱退。





時は少し流れ、当時リーマンを衝動的に辞めて派遣で食い繋いでた時に

よくWAG PLATY流血さんとご飯食べに行ってて。

「お前、レーベル始めるんだろ?いつかH.M.V出さねぇか?」

と急に言われてびっくりしたのを憶えてる。


ある日の事、SLUTSのベーシスト、キョーダイことマサオからの電話で

「こないだH.M.V観てめっちゃカッコ良かったわー。初めてカッコええ思うた!

斎藤さんに言うたら『やっと分かってくれたー?』って言われたわー」

H.M.Vカッコよくなってるんか!

それとも分かりにくかったソレが理解できるようになってきたんかー?




さらに時は流れ、流血さんのレーベルBREEDING RECORDSの名義で

H.M.Vの1st CD 「Humburger Meets Vegetarian」がリリースされた。

音質は悪いがめちゃめちゃカッコええやん!

歌詞もめっちゃカッコええやん!

と俺は感動したね。


時を同じくしてSLUTSが企画にH.M.Vを誘うたと。

ジンお前も来てやとマサオから電話があり、大阪までライブ観に行く事を決めた。

深夜バスで行って深夜バスで帰り早朝から家で着替えて埼玉の奥地のヤ○ダ電機で労働

いやーハードスケジュールやなコレーーーー。


H.M.Vのライブで感動しまくった。

めっさめさカッコええやんけーと。

流血さんが連絡取り持ってくれてて、シャイな俺は初めてH.M.Vのヴォーカルである

ヒーコさんと喋ったんです。

横には当時OUTNAUTSのYOSSIEさん(SAVAGE SUPPORT , Thrashgraphics) がおって。

話しかけるもヒーコさんはまったく目を合わさない。

どこ見てはるんですか?僕ここですよー?っちゅう感じ。

記憶が正しければ最初の会話は


俺 「流血さんから聞いてはるかもしれないですがジンって言いまして、」


ヒーコさん 「(食い気味に) 知ってるぅーー!!(俺は見ずに)」




僕が高校生で後期ODDBALL観てた時も怖そうなイメージあったけど

周りの先輩からはヒーコくん昔はほんまに怖かったよーと聞いてたし

シャイな僕ですが必死にビクビクしながらも喋りかけとったわけですわー。

それをヒーコさんはあらぬ方に目を向けて「ふん」だの「おう」だの返事をする。

あまりに会話にならへんのを堪えかねたのかYOSSIEさんがヒーコさんに

「これこれこんなん言うてますよー」

俺に「こうこうこう言う風に言うてるわー」

何回かこのやり取り続くねん。。。

で、いよいよそれにも耐えかねてYOSSIEさんが

「俺は通訳ちゃうぞー!!お前ら二人で話せー!!」

俺とヒーコさん爆笑。。。


そっからやね。

色々と話せるようになったんわ。

その日、深夜バスで東京戻らなあかんかってんけど

ライブ終わりにベアーズの上でSLUTSマサオから

「ジン、頼むわ。打ち上げ出てくれ。時間ギリギリなったら梅田までのタク代くらい出すから」

マジか!タク代ラッキー!ライブもおもろかったしテンション上がってたからそのまま打ち上げへ。

三重のEND OF SEEDSに出逢ったんもこのライブやったな。


打ち上げでもH.M.V斎藤さんやヒーコさんとゲスすぎる話に興じ距離が少し縮まった気がした。

のも束の間、深夜バスの運営会社から電話。

間もなく出発ですの内容やろな。

時間見たらもう間に合わん。

電話を切り、打ち上げに残る事に。

この辺の記憶はあやふやでベアーズの打ち上げと言えば定番の日本橋の王将で泥酔してたね。



続く。。。。


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